マエストロよりご挨拶 (2月)

東京シンフォニアにとって、今月、来月は活動的な時期です。2月と3月のコンサート(各コンサートの詳細は下方をご覧ください)のほかに、東京のインターナショナルスクールから選ばれた生徒で構成される「選抜オーケストラ」を私は指揮することになりました。

 インターナショナルスクール選抜オーケストラのコンサートは、きっとオーケストラメンバーのご家族が聴きに来ると思いますが、音楽の力について考えさせられます。音楽は国境を越えた言語です。楽器を演奏すると、精神的、肉体的、感情的な発達が促進されます。コンサート会場では、オーケストラメンバーと、観客席の家族は、それぞれが違った期待を持っているはずです。 

ステージ上のオーケストラメンバーは、学校の生徒ではありません。オーケストラの一員です。 オーケストラのメンバーは、精巧なスイス製の時計の部品のように、1人1人のスキルを見事なチームワークで調和させます。リズム、音の高低、強弱、情緒的ニュアンスなどの、絶え間ない変化にすぐに反応し、聴く人の心、知性、魂に触れるような魔法の音のタペストリーを、全員で紡ぎ出すのです。 客席で聴く人たちは、授業の一環と思うかもしれません。でも、ステージ上のオーケストラメンバーは、聴く人のために演奏することをしっかり自覚しています。

ロバート・ライカー

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